ダイエットの相談でよくいただく質問があります。
「夜遅くにご飯を食べるのはやっぱり太りますか？」
仕事が忙しい人、子育て中の人、不規則な生活の人にとって、夜ご飯の時間が遅くなるのは珍しくありませんよね。
A.結論から言うと、 “夜遅くに食べること自体が悪い”わけではありません。
太る原因は『夜遅いから』ではなく、
・空腹でどか食いする
・揚げ物・脂っこいものに偏りやすい
・主食よりお菓子やカップ麺などが手軽で選びやすい
など 『食べ方が乱れやすい』ことにあります。
また、夜は活動量が少ないので、摂ったエネルギーを消費しきれず脂肪として蓄えやすくなるのも事実。
だから大切なのは『時間より内容と量のコントロール』です。
では、どう食べれば太りにくいのか。
おすすめのポイントは3つ。
1.糖質よりたんぱく質・野菜を優先
最初にご飯や麺ではなく、肉・魚・豆腐・卵・野菜から食べると血糖値が安定して脂肪がつきにくくなります。
（例）鶏むね＋サラダ → 最後にご飯少なめ
2.脂の多い調理法は避ける
夜は揚げ物・炒め物・スイーツが特に脂肪として蓄積しやすい時間帯。
・焼く
・蒸す
・茹でる
・煮る
などを選ぶと◎
3.量を“日中と反対”にする
朝しっかり → 昼普通 → 夜は控えめ
これが王道。
夜遅くなる日は、昼ご飯や間食にたんぱく質をしっかり入れておくと夜の食欲が暴走しにくくなります。
どうしてもお腹が空きすぎて辛いときは、
・味噌汁＋豆腐
・納豆＋卵
・鶏むねサラダ
・サバ缶
など『すぐ食べられて高たんぱく・低脂質』のものが強い味方です。
夜遅くなっても、整った食べ方なら太りません。
大切なのは『時間』ではなく『食べ方』と『内容』。
完璧じゃなくてOK。できる範囲で整えていくのが、長く続くダイエットのコツです。
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